日本CLT技術研究所は、2016年より大学教育機関及び民間企業数社と共同で研究を行っており、CLTに関わる技術やノウハウを日本で最も多く保有するネットワークを目指しています。
日本CLT技術研究所の技術ノウハウを共有し、加盟店の事業活動へつなげていただくと同時に、加盟店同士の情報共有、ネットワーク効果の最大化を目指します。
技術ノウハウ
01オリジナルCLT構法『LC-core構法』
『LC-core構法』は、CLTパネルを効率よく配置し、耐震性能はそのままパネルの使用量を少なく抑えることができる構法です。
2017年10月に行った振動台実験では、阪神大震災の地震波を含む様々なケースでLC-core構法を耐震実験を実施しましたが、オリジナル金物破壊及びオリジナルCLTパネル破壊は見られず、高い耐久性を実証しました。
また、2018年7月には2度目の振動台実験を行い、オリジナル金物、オリジナルCLTパネルの最大強度を確認しました。
- 1
- CLTパネル工法にくらべ、壁パネル量を50%少なくできる
- 2
- 必要壁量が少なくなることで、デザイン性や設計提案の自由度が上がる(全面ガラス張りのCLT建築物など)
- 3
- オリジナル金物による強固な接合でCLTパネルの使用量を抑えても高い耐震性を実現できる
つくばの防災科学技術研究所実大振動台実験(平成29年11月)
02オリジナル遮音床
CLTパネルで実現 LH-55(重量衝撃音)、LL-40(軽量衝撃音)の快適生活
集合住宅でトラブルの元となる一つが上下階の生活音です。
子供が飛び跳ねたり、歩行時に起こる "ドスン" という重量衝撃音。
軽い物を落としたり、イスを引いたりする時の軽量衝撃音。
大きく分けたこの2つの衝撃音をL値で表し、数値化しています。
CLT素版 LH-65、LL-90に比べ
NCL遮音床仕様は重量衝撃音で約2倍、軽量衝撃音で約10倍の効果を発揮
※NCL遮音床数値、CLT素版数値ともに、同一条件の元、日本建築総合試験所にて測定を行っております。
03各種マニュアル
設計・施工の各種マニュアル
04施工指導
営業支援
05デジタルカタログ・プロモーションツール
CLT提案に関わるパンフレット、プロモーションツール、営業ツールなどをご提供します。
06標準提案書・提案事例
提案事例のご提供
実際の提案事例をご提供します。
どのようにCLT構法での建築に至ったのかを実際の物件ごとに知ることができます。
標準提案書のご提供
提案商品ごとの標準提案書をご提供します。
CLT構法の付加価値をご提案するためのソリューションツールとしてご活用いただけます。
日本CLT技術研究所は、CLTを活用した建物の普及と技術開発を目的に設立されました。
CLTで建築することによる特徴、メリット・デメリット、価格、構造、工法・構法、事例、建築可能なメーカーなど、世間の関心事に対して答えを提示できるための技術・ノウハウを蓄積しています。
加盟企業に対して、CLT建築に関する技術ノウハウや、CLTパネル、オリジナル金物といった建材、独自開発した構造計算システムを用いた構造計算サービスを提供して参ります。