CLT技術研究所は、CLTを使った構造フランチャイズチェーンですが、その中核の建材【CLT】は政府の政策によって普及の方向が示されていることをご存知ですか?
「CLTの普及に向けたロードマップ」
一般的にCLTロードマップと呼ばれていますが、今年の3月31日に新ロードマップが更新され発表になりました。今年度から令和7年度までの5年間のCLT普及方針が描かれています。主な内容としては、CLTの認知度の向上、コスト低減、設計施工など多岐にわたる問題を解決し普及促進を図るという内容です。
(表はCLT活用促進に関する関係省庁連絡会議より引用)
詳しくは、下記のURLを参照してください(内閣官房HP)。
【 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cltmadoguchi/pdf/r3_roadmap.pdf 】
さて、このロードマップですが、実は当研究所が一枚噛んでいます。
と言いますのも、「CLTで地方創生を実現する議員連盟」(以下、CLT議連)という国会議員の先生方の組織があるのですが、そのCLT議連の石破茂会長が、昨年の8月に弊社をご訪問されました。
その際に色々と問題点について進言を致しました所、石破先生より「ぜひ、事務方にもその話を聞かせてやって欲しい」というお話があったのです。その後、すぐに新ロードマップの作成に関わる内閣官房・国土交通省・林野庁の各担当官が弊社を訪れ、新ロードマップに記載するCLTの未来について打ち合わせを行いました。
そんな経緯もあって出来上がったのが新ロードマップとなります。
これからも日本CLT技術研究所では産学連携による研究開発だけでなく、政治的な働きかけを通じて、より平易にCLTが利用できるようになる為、努力していきます。